お知らせ・メディア掲載情報

【コラム】【個性教育学カレッジ】子供に困難を乗り越える力はありますか? 

こんにちは!

個性教育学カレッジの齋藤直美です。


アメリカの学校視察で伺う学校は、


世界中から教育関係者の訪問が

やまない世界屈指の探究校

「ハイ・テック・ハイ」(HTH)、という学校。


HTHは裕福な子弟が通う私立校ではなくて、

低所得層の子どもが5割を占めいる学校。

ですが州の標準テストの成績は平均を上回り、

大学進学率も98%と高い学校。



生徒さんたちが、授業を面白いと感じてるから

早いスピードで学んでいき、

先生にたくさんの質問を投げかけ、

楽しいから学びも深くなる授業だそうです。

個性教育学でお伝えしている

MI理論にも通ずる授業が

行われているようです。



すごいですよね!!!

どんな授業が今からわくわくしてます!(^^)!


視察で、こんなところ見てきて欲しい!

こんなこと聴いてきて欲しい!

などあれば教えて教えてください(^-^)

このメールにご返信くださいね。


*ハイテックハイがどんな学校はこちらをご覧ください。


https://globe.asahi.com/article/12076800

https://www.sensei-no-gakkou.com/article/sp0009/



~~~~~~~~~~~~~~~~~~

娘の授業参観でした。

4年生最後の参観なので

すごく楽しみでした。


国語の授業で

各自が考えたことを発表する内容。


発表者が募られ、

クラスメイトは

どんどん手を挙げ

発表をしていく中、

娘は手を挙げません。


先生的には

みんな発表して欲しかったのかな。


もう時間がなくなり

娘を含めた2,3人以外は

全員発表。


最後まで娘は

手を挙げなかったのです。


わからない内容じゃないのに

なぜ挙げない?

私が来ているのに

なぜ挙げない?

と、気持ちはモヤモヤ。


私は誰よりも1番に

手を挙げて当てられたい

タイプだったので

余計に

「なぜ挙げない?!」

と、イライラも募り

授業が終わると

娘に声をかけず、

教室を後にしたのです。



挙げたくないのか?

挙げられない理由があるのか?

そもそも挙げる気がないのか?


帰ってからもイライラ、モヤモヤ”(-“”-)”


娘が帰宅後

「今日の授業参観はどうでしたか?」と聞くと

「手を挙げなかった」と娘。


挙げてない状況はわかってるのに

なぜ挙げなかったのか?


最初は

「理由なんてない」

と、言う娘。


理由がないわけない!

と、思わず問い詰めたくなる・・・・。


子供にとって、

自分の思っていることや

感情を言葉にしていくことは

難しいことなんです。


そこを焦って急いでしまったり、

親が決めつけてしまうと

子供が本当に言いたいことを

言えずに終わってしまいます。



「待つ」ということが必要なんですが、


私にとってこの「待つ」が

ものすごく苦手なことで。。。


早く解決したい気持ちで

子供に質問責めしたくなる気持ちと

毎回葛藤です(;´∀`)



ずいぶん、沈黙が続き、

やっと言ったのは

「挙げたかったけど挙げられなかった」ということ。



その理由は

発言をして間違えたり

人と違う意見だと

それを否定するリアクションや

心無い言葉が教室内であることに

不安や恐れがあるとのことでした。


そうだったのね。。。

手を挙げていない、という

表面的なところだけみて、

私の価値観で

娘を評価してたことに猛反省( 一一)



人の言動には

必ず肯定的意図があります。

一見ネガティブな思考や行動にも

その奥には本当に望んでいる

ポジティブな想いがあります。

否定的に見えることの裏側に

必ずポジティブな本音が隠れています。



娘の肯定的意図は

「自己防衛」です。

手を挙げないことで

自分を守っていたんですね。


小さな娘が一生懸命に

自分を守ろうとしていたんです。



子供のありのままを認めるとは

子供が感じている

ありのままの想いや感情を

理解すること、共感を示すことです。


どんな自分も親に受け入れてもらえた、

という体験が自己受容、自己肯定感を育みます。


娘が言葉にできなかった

感情は

「悲しみ」

娘はそれを

「やだー!」という言葉で表現しました。


大人の感情表現と

子供の感情表現って

若干違うんですよね。


ここは、子供が感じている感情を

言語化することが大切なので

子供の言葉で言語化する

サポートをするのが良いです。


「やだー!」と言葉に言えた娘の表情に

笑顔が戻ってきました。



感情を言語化するには、

ボキャブラリー、表現力が必要です。

どれだけ感情の言葉を知っていますか?

あなた自身は感情をちゃんと表現できていますか?

だいたい数パターンの感情の言葉で

表現していることが多いのではないでしょうか。

親自身が自分の感情を

言語化する力がないと

子どものサポートは難しくなります。



そして、

自分を守ろうとしていた

娘の想いを受け止め

「辛かったね」「苦しかったね」と伝えると、

娘は奥でつっかえていたものが取れ

ほっとした表情になり、

「また手を挙げる」と言いました。



子供が大きくなるにつれ、

親が知らない出来事や

親が知らない人間関係の中で、

傷ついたり、落ち込んだりするような

出来事は起こってくると思います。


それをすべて

親が取り除くことはできません。


できるのは

困難、逆境をしなやかに

乗り越えていく心を育むことではないでしょうか。



その心を育むのに

「エモーショナルヘルス」

感情の健康を作ることです。


感情の健康は

子供のありのままの感情を

受け止めること、

言葉にできていない感情や想いを

言語化するサポートをすることが大切です。


身体の健康には配慮していても

子供の感情の健康に

どれだけ意識していますか?


感情の健康は

勝手に作られません。


むしろ今回の娘の出来事のように

親が知らないところで

健康を害するような出来事に

遭遇することがあります。


日頃から感情が健康であればあるほど

ネガティブな出来事にも

柔軟にしなやかに対応ができたり、

落ち込んでもすぐに回復していきます。


学校では感情の教育、授業はありません。

ぜひ、おうちに中で

お子さんの感情を健やかに育てる

関りをしていけるといいですね。

*************************

◆個性教育学無料体験講座はこちらから

https://mirai-gakko.or.jp/lp/taikenkai/list2/

 

<無料サロン>個性教育学カレッジ
〜「子供も、ママも個性が開く」秘訣を無料でお届け!〜

https://www.facebook.com/groups/282912679601870

*どなたでも参加できます。まずはグループに参加してくださいね

 
*************************

<お問合せ>

https://line.me/R/ti/p/%40ner0985k

こちらからメッセージください(^▽^)/