【コラム】【個性教育学カレッジ】本当の気持ちや欲求を親に言えない子どもたち
こんにちは！
個性教育学カレッジの齋藤直美です。
生まれて初めて
娘がインフルエンザにかかりました。
週末を挟んだとはいえ、学校を休むことに。
幸い、熱はすぐに下がり、
元気に今日も遊んでおります（笑）
娘が家にいるので
私のスケジュールにも影響しましたが、
こんなに長く家に一緒にいるって
かなり久しぶり。
私も仕事で出ていることも多いですし、
娘も習い事もあり、お互い忙しいんですね”(-“”-)”
このお休みは二人で過ごす時間として
大切にしようと、一緒にお菓子を作ったり、
忙しい日常の中では
なかなかできないことを楽しんでます♪
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昨日は3月11日、
13年前、東日本大震災が発生しました。
あの日、あの時
あなたはどこで、何をしていましたか？
私は、午前中の講演を終え、
帰宅後、ゆっくりしていました。
今までに経験したことのない揺れ方に
最初、地震とは思えず、
めまいかと思ったのを覚えています。
昨日、テレビで震災後の
ドキュメンタリーがやっていました。
その中で、自分の感情に蓋をしてきた
お子さんの話が出てきました。
大変な思いをしている親、
元気をなくしている親を目の前に
心配かけまいと
泣かずに、元気なふりをしいたと。
他にも
自分よりも大変な状況のお友達を目の前に、
自分なんてまだいい方だ、
弱音なんて吐いてはいけない。
避難先で迷惑かけてはいけない
わがまま言ってはいけないと
自分の気持ちや欲求を我慢したり
自分の感情や欲求を
言葉にできず、心の奥に蓋をしてきた
子どもたちがたくさんいるのです。
子供は親のことが大好き、
親に愛されたい一心です。
なので無意識に
親に心配かけたくない
親を困らせたくない
親に受け入れてもらいたい、と
親にとっての「よい子」になろうとします。
これは、被災した子どもたちに限らずのことです。
どんな親でも、子供は無条件に親を愛します。
愛する親に愛されたいから
親にとっての「よい子」になろうと、
無意識に努めます。
子どもには、
子どもの時に満たしてもらうべき
「感情欲求」というものがあります。
この「感情欲求」を子供の頃に
身近な大人、親が満たしてあげないと
大人になってから
「生きづらさ」の原因になるといわれています。
「感情欲求」には５つの欲求があります。
１、愛されたい
安心したい、愛されたい、理解されたい、守られたい、
他者と自分と他者を信頼したい
２，うまくやりたい
自分に自信を持ちたい、うまくできるようになりたい、
しっかりした自分になりたい、チャレンジしたい
３，自分の感情や欲求を表現したい
自分が感じている感情と欲求を
大切にした、ありのまま感じたい
自由に表現したい
４，自由に楽しく遊びたい
自分がやりたいことを自由にやりたい、
楽しく遊びたい、人生を楽しみたい
のびのびと過ごしたい
５，ルールを守り皆と平等でありたい
自分だけでなく他者も大切にしたい
ルールを守り、自己コントロールできるようになりたい
平等でありたい
これらの欲求が子供の時に満たされないと
大人になってから
様々な問題を引き起こし
「生きづらさ」の原因となります。
例えば、私の場合、
厳しい母に育てられてきました、
母の期待に応えられないと
厳しく叱られました。
自分の気持ちや欲求を
母に言っても受け入れてもらえる
雰囲気はありませんでした。
私は、３の「自分の感情や欲求を表現したい」という
欲求が満たされませんでした。
自分の気持ちをありのままに
伝えられなかったこと、
そして受け入れてもらえなかったことが
とても辛かったんだと思います。
私は一生懸命、親の期待に
応えようと努力してきました。
大人になった私は、
母だけでなく
周りの人のからの
評価を気にしてしまい、
だんだん苦しくなっていきました。
この苦しさはなに？
頑張っても頑張っても
なんで苦しいの？
この苦しみ
生きづらさの原因が
子ども時代の感情欲求が
満たされなかったことにある、と
わかってから、
この苦しみから解放されました。
子どもたちの
感情欲求をしっかり満たすこと。
そして、私たち大人が
子どもの時代に
満たされなかった感情欲求に
気づくこと、満たすことが必要です。
これを満たさないでいると、
現実に様々な問題、悩み、生きづらさを生みます。
今も、感情欲求を満たしたい
子どもの自分が心の中にいます。
さぁ、その子どもの自分を助けに行きましょう(^-^)
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