【レポート】共同プロジェクト授業『感情の学び』私立新渡戸文化小学校様
こんにちは。
個性教育学インストラクターの斎藤友美(ともみん)です。
現在、子ども未来がっこうでは、
小学校との共同プロジェクトをスタートしています。
今回は、私立新渡戸文化小学校様と一緒に、
「感情の学び」について取り組むことになりました。
子ども未来がっこうの「フィーリングカード(感情カード)」を教材として使いながら、
2024年5月から9月まで、計10回の授業を予定しています。
私たち子ども未来がっこうでは、
大人も子どもも、
自分を大切にし、自分らしくありのままで幸せに生きていくために、
「感情」を育む関わりを3つのテーマで用意しています。
エモーショナル エデュケーション(Emotional Education)
- エモーショナルヘルス(Emotional Health):フィーリングカード(感情カード)&ワーク
- エモーショナルコミュニケーション(Emotional Communication):才能タイプ
- エモーショナルインテリジェンス(Emotional Intelligence):MI理論
感情について学ぶことは、
SEL教育(Social Emotional Learning)として、
アメリカやオーストラリア、そして近年は日本でも注目されています。
- 自己受容、自己肯定感を育む
- 他者を理解し、思いやる心が育まれる
- 感情のコントロールができるようになる
- 健全な人間関係を育む力になる
- 心の健康に繋がる
- 自分を大切にする意思決定ができる
対人能力や共感力、自己理解や感情制御力を育てることに繋がります。
「ありのままの自分が好き」と認められる気持ちは
「ありのままの感情」を認められた経験から作られます。
そのために、
子供の感情を理解する力や受け止める力
子供が自分の感情を言語化したり
表現する力を育むサポートが必要です。
私立新渡戸文化小学校様との共同プロジェクトで、
先日、前半の4回の授業が終了しました。
前半では、
「自分の感情を知ろう」
「感情を表現してみよう」
「感情と身体の繋がりを考えよう」
をテーマに取り組みました。
最初は、自分の気持ち(感情)を言葉にすることを恥ずかしがっていた子どもたちも、
3回目の授業からは、
次のような変化が見られました。
- 感情を表現することに対する抵抗感の薄れ
- 感情を表現するボキャブラリーの増加
- お友達の感情を受け止め、共感する力の向上
この先、
「感情の学び」が子どもたちにどう影響していくのか、続きの授業もとても楽しみです。