【コラム】【個性教育学カレッジ】もうやめたい!親子ケンカ、兄弟ケンカ、言い争い!の解決法
こんにちは!
個性教育学カレッジの齋藤直美です。
9月からミンスゲームというものをやっています。
ミンスゲームとは
1か月間、日付の分、
物を捨てるというゲーム。
1日目:1個捨てる
2日目:2個捨てる
3日目:3個捨てる・・・
1か月で496個!!も捨てられるんです!!
捨てられない病の私・・・これを気にすっきりしたいと思います(^^)
捨てる時に
「ありがとう〜」と感謝をしながら捨てると
毎日、豊かな気持ちにもなれますね♪
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先日、個性教育学受講生
コミュニティ内で行われた定例ライブは
「自分で考え、言葉にする力を育んでいますか?
人生は正解のない問いの連続!
子どもの考える力の育み方」
こちらからライブが観れます!
今回のライブではアイルランドの映画
「ぼくたちの哲学教室」のシェアをしながら
子どもたちの「考える力、自分の想いや意見を言葉にする力」
について、インストラクターの2人とお話させていただきました。
いかがですか?
お子さんの考える力、育んでいますか?
自分の想いや意見を言葉にできていますか?
大人になった社会では
教科書、ドリルのように答えがありません。
自分で考えていく力が求められます。
だからこそ
子どもたちに考える力を
育むために「質問」をしましょう!と、
講座やメルマガでもよくお伝えしていますが、
この「質問」がやはり難しくて
なかなか良い質問ができないのです。
ライブの中でも話していますが
インストクターのふみちゃんが
この映画を見て、さっそくお子さんの
考える力を育もう!と問いかけをしたそうです。
その問いかけとは
「夏休み中のゲーム時間についてどう思う?」というもの。
お子さんからは「長かった」というような
お話が出たようですが、
お子さんの雰囲気から
ママの想いを察して、
期待する答えを回答したのでは・・・と、
ふみちゃんは思ったようです。
すばらしい!!!
質問した後の相手の反応を観るって大切です。
ちゃんと受け止めてるか、言葉と非言語の不一致はないか??
ふみちゃんは違和感を感じ取ったのでしょうね。
そして、一緒にライブに出てくれていた
インストラクターのさっちゃんが、
「願望が出てるよね〜」と。
そう、ママの願望、願いが
質問に入っちゃうと
考える力を育むというより
ママの想い通りにすることが目的の質問になってしまいます。
ふみちゃんの例ですと
「ゲーム時間を短くしてほしい」という願いですね。
お子さんはその願いを察して
その願いを叶えるような答えを言ったということです。
もし願いとは違う反応がお子さんから出てきたら
ふみちゃんは納得できず
願いを叶えるための質問や話をしたかもしれません。
これはふみちゃんだけではなく
よくやってしまいがちなケースだと思います。
そして、
「こうしたい」「こうありたい、あってほしい」「やりたい」「やってほしい」など
「願い」はママだけでなく子供にもあります。
ゲームを長時間やる、というのも
必ず「願い」があります。
例えば
「うまくなりたい」
「みんなからすごいといわれたい」
「仲間外れされたくない」
「友達と仲良くしたい」
「嫌なことを忘れたい」
その願いはどんなものかはわかりません。
また、親には理解し難いことかもしれません。
でも必ず、人が起こす行動の奥には
「願い」があり、それと共に「感情」がセットであります。
「ゲームは長くやらないでほしい」の奥にある願いは
「勉強してほしい」/「心配」
「体と心が健やかであってほしい」/「心配」
「成績を落とさないでほしい」/「不安」
「もう、怒りたくない。優しいママでいたい」/「焦り」
とか。
子どもにお小言や怒ってしまうとき
「願い」と「気持ち」は無意識で
ほとんど自覚していません。
もちろん、子どもの言動の奥にも
「願い」と「気持ち」があることに
気づいていないことが多いでしょう。
お互いの「願い」がぶつかりあると
「対立」が起こるんですね。
親子喧嘩、兄弟喧嘩、言い争いです。
喧嘩や言い争いを
したくてしてる人はいないと思います、
できたら穏やかな家庭にしたいですよね。
家庭内の「対立」を解決する方法は4つあります。
1,妥協解決:お互いが少しずつ譲る方法
2,ウィン・ルーズ解決:どちらか一方だけが満足できる解決方法
3,ルーズ・ルーズ解決:誰も満足しない解決方法
4,ウィン・ウィン解決:誰もが満足できる解決方法
さて、みなさんのおうちでは
どの解決方法をしていますか?
理想は4ですよね。
4のウィン・ウィン解決するには
先ほどの「願い」と「気持ち」が
両者ともに叶ってる状態ですね。
ということは
ママ自身が自分の「願い」と「気持ち」を
気づくこと
そして
子どもの「願い」と「気持ち」を
知ることです。
ここがウィン・ウィン解決のスタートです。
ママの想い通りで子どもの願いや気持ちは
ないがしろ。。。
お互い我慢しあって妥協。。。
いや〜な雰囲気で何も解決せず関係性が悪くなる。。。
↑こういう経験を多くしていると
どうしても自分で考えたり、
意見や思いを伝える力は失われていきます。
ウィン・ウィン解決は
お互いの「願い」と「気持ち」を
尊重しつつ、
よりよい解決策を子どもと生み出していく対話です。
子育ての悩みから解放される鍵は
「怒らない、教えない」です。
その変わりに、子どもに問いかける。
子どもをぐんぐん伸ばす対話力が
子どもの可能性を開き
子育ての悩みから解放されるのです。
やってあげなきゃ、なんとかしてあげなきゃ、を手放すと
子どもの本来の力を引き出し、子育て悩みはなくなります。
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